2025/07/13
わんちゃんの耳トラブル、ご相談が多いです
当院では毎日のように耳のご相談をいただきます。
外耳炎などの一般的な治療から、麻酔下での耳洗浄まで、耳の状態に応じた対応が可能です。
一般的な診療
まずは耳の状態を観察し、耳鏡を使って奥まで確認します。
耳垢を採取して顕微鏡で感染の有無を調べ、治療方針を決めていきます。
検査でよく見つかるのは、マラセチア(真菌)やブドウ球菌・大腸菌などの常在菌です。
これらは体に元々いる菌ですが、蒸れ・アレルギー・免疫低下などで異常に繁殖し、炎症を起こします。
耳の中を洗浄液でやさしくもみ洗いし、治療薬を点耳します。
当院では約1ヶ月効果が続く点耳薬を使用することが多く、自宅ケアの負担が少ないのも特徴です。
麻酔下での耳洗浄
耳の奥に耳垢の塊が詰まり、鼓膜が見えないほどの状態になると、一般的な洗浄では除去できません。
そのような場合、安全に処置するために麻酔をかけて耳道内をしっかり洗浄します。
↓耳の奥に耳垢の塊がつまって鼓膜が確認できない状態
↓麻酔下での耳洗浄の様子
※出血等の刺激の強い映像は含まれていません。
観察までは無麻酔でも行えますが、こういった処置を痛みもなく安全に行うためには麻酔が必要です。
↓きれいになった耳道
処置後は、鼓膜が確認できるほどきれいになります✨
それでも痒みが続く場合は…
汚れも感染もないのに痒がる場合、アレルギーの可能性があります。
皮膚の状態や全身症状を見ながら、アレルギー検査や除去食試験を実施し、必要に応じて食事療法やサプリメントでの体質改善を行います。
また、薬が効かない場合は菌の培養検査や薬剤感受性試験を行い、最適な治療薬を選定します。
耳の不調は軽いうちに対処するのがポイントです
気になる症状がある際は、ぜひ一度ご相談ください😌