2021/03/06
胆嚢にも炎症を引き起こす事があります。
胆嚢壁に炎症を起こすことで胆嚢炎を生じます。
胆嚢炎を引き起こすと周囲の臓器にも炎症が波及する可能性があり、胆嚢と付着している肝臓はもっとも影響を受けやすく肝酵素値の上昇を引き起こします。
他には胃や十二指腸にも炎症が広がると嘔吐や食欲低下を起こす事があり、膵臓にまで及ぶと膵炎を併発しさらに状態が悪くなることもあります。
胆嚢炎に対しては一般的に抗生物質や利胆剤などを用いて内科的に管理することが一般的ですが、炎症が重度であったり、あまりにひどいと胆嚢破裂を引き起こすこともあるため手術が必要となってしまうこともあります。
初期の症状は嘔吐や食欲不振など、一般的な胃腸症状なので気付きづらいこともあるので、ちょっと調子が悪くて病院に行くと胆嚢炎だったということもよくあります。
バンブーペットクリニック消化器科専門外来では胆嚢炎の内科治療も外科治療も実施しています。初期症状では気付きづらいことも多いため、不安な事があればぜひご連絡を!