2016.08.29更新

土日を臨時休診にさせていただき、僕が所属する日本小動物歯科研究会の実習に行ってきたので実習内容をご報告いたします。

今回の実習先は日大の湘南校舎。

僕の母校だったのでいろんな意味で楽しみでした。

 

参加したのはレベル3、4の実習です。

まず1日目、レベル3でやることは歯冠の修復です。

歯冠とは歯の見えている部分、つまり我々が普段「歯」と言っているそのものですね。

頭蓋

この頭蓋で練習しました。

 

犬歯(牙)が折れてしまった場合を想定して露出してしまった歯髄(人間でよく「神経」と呼ぶところ)を塞ぎます。

犬歯の歯冠治療

作業に夢中で途中経過の写真を撮るのを忘れてました。

歯髄と折れた断面に特殊なコーティングがしてあります。

 

 

2日目はレベル4の歯髄治療です。

破折などで露出した歯髄が感染し壊死してしまった時に、歯髄を除去してつめもので塞ぐ処置です。

上顎犬歯

上顎犬歯の歯髄をゴシゴシ除去しているところです。

レントゲンを何度も撮りながら、ちゃんと奥まで挿入できているか確認します。

 

第四前臼歯

大変なのは臼歯(奥歯)です。

ここは歯根(歯の根っこ)が3本あるので、それぞれの歯髄を除去する必要があります。

 

歯髄を除去したらつめものを入れ、歯髄の一番奥までちゃんと入っているかレントゲンを撮り、さらにつめもので隙間を埋めレントゲンを撮り…なかなか骨の折れる作業です。

 

完璧につめものが充填できたらレベル3でやった歯冠の修復です。

 

こうして2日間の実習が終了しました。

受講証

年に1度しか行われず、定員が少ないためなかなか受講することができずにいたんですが、やっと全課程を修了することができました。

 

なかなかここまでマニアックな処置をする機会は少ないかと思いますが、より多くの方の要望にお応えできるようになりたいと思っています!

投稿者: バンブーペットクリニック