2016.07.23更新

前にご紹介した足先に腫瘍ができてしまって大手術をした猫さんですが、残念ながら再発してしまったので断脚手術となりました。

 

断脚の様子はあまりにショッキングなため載せませんが、術後の様子をお伝えしたいと思います。

再発のないよう右後ろ脚の付け根から断脚してあります。

断脚後

手術の次の日の様子です。

少しフラフラして戸惑っている様子ですが、なんとか立つことができます。

 

 手術から2週間、元気に歩いてくれるようになりました!

投稿者: バンブーペットクリニック

2016.07.08更新

今日は珍しい症例をご紹介します。

昔から下腹部だけハゲていたが、最近広がってきたとのことで来院されました。

16歳の高齢猫ちゃんです。

 

2か月前の写真です。

before

皮膚炎はなく、ただ毛が薄くなっています。

before2

お腹側はこんな感じ。

 

全体的に炎症はほとんどないですが、一部舐め壊している部分があったので、念のため感染の除外を行いました。

ノミ・ダニ予防、皮膚スタンプ検査、毛検査、皮膚糸状菌PCR検査。

舐め壊して炎症が起きているところに若干細菌がいる程度で、原因となりうる感染は見付かりませんでした。

 

舐め壊したところも治り、全身かゆそうにしているわけではないので、食物アレルギーやアトピーの診断に進むというよりは、ホルモン失調もしくは心因性の脱毛を疑いました。

そこで全身の血液検査とホルモン検査をやらせて頂きました。

 

すると軽度の甲状腺機能亢進症が見付かりました。

高齢の猫では珍しくない病気です。

ただ、犬の場合の甲状腺機能“低下”症でハゲてしまうのはよく見ますが、今回は“亢進”症。

一応、甲状腺機能亢進症の症状に「過剰グルーミング」というのがありますが、果たして本当にそのせいでハゲていっているのか…。

半信半疑でしたが、亢進症の治療をしなければならないことに変わりはないので、甲状腺ホルモンを抑える薬を開始しました。

 

甲状腺ホルモンの数値も安定し、2か月が経ちました。

after

すっかり毛が生えてくれています。

after2

お腹側はまだ薄いですが、これから生えてきてくれるのではないかと思っています。

グルーミングの頻度も減ったとのことです。

 

こういう「治したったで!」感の強い症例はテンションあがりますw

投稿者: バンブーペットクリニック